活字+人類。本の紹介ブログです。
かつじんるい。
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ゴーストハント1 旧校舎怪談  小野不由美
2013年 05月 10日 (金) 18:29 | 編集
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取り壊すと必ず事故が起きると噂されている木造の旧校舎。高校1年生の麻衣はひょんなことから、調査に訪れた<渋谷サイキックリサーチ・SPR>所長のナルの手伝いをするはめに。そこで彼女を待っていたのは、個性溢れる4人の霊能力者たちと、身も凍るような怪奇現象だった。旧校舎に巣くっているのは戦没者の霊か、それとも―?

初の小野不由美さん作品
十二国記、とりわけ魔性の子のうわさばかり耳にしてきた身では
ライトな文体にびっくり

勝手な印象で堅いイメージだったので…
でもこの本は発売当時、少女向けだったそうなので
他の作品はおそらく違うのではないかと予想しています


ちなみにすでに2巻も読了済みなのですが
個人的には2巻の方が面白かったです

このシリーズはオチが人間かおばけかそれぞれ違うんですが
科学的にあらゆるオカルト的な現象が解明されてただの家鳴などに変わってしまうと
やっぱり少し切なくなるのは人間の怖いもの見たさなんでしょうかね…?



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文学の都で本に埋もれたい
2013年 03月 08日 (金) 19:12 | 編集
ずいぶん前から空きましたね・・・

久しぶりに更新です
京都の大学に合格して進学が決まりました

文学部にて古典文学をがっつりやるかと
古典文学も現代文学も好きなんですけどねー


本、高校受験の時もそうだったけど
それ以上にすごく長い間全く読んでませんでした

ううん
なんだか本を読むのが久しぶりすぎて変な感じ・・・

また好きな本いっぱいちょっとずつ読んでいきたいなぁ

楽園まで
2011年 09月 10日 (土) 21:05 | 編集
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雪が降り続ける世界。左右で虹彩の色が異なるオッド・アイの人間は、人を超えた異能を持つがために悪魔と呼ばれ、教会によって厳しい狩りが行われていた。オッド・アイの少女・ハルカは心を失った双子の弟ユキジを連れて、教会から逃れるために旅をしていた。彼らが目指すのは古くから語り継がれている安息の土地・楽園。二人は道中、放浪する青年・ウォーテンと出会う。二人が悪魔であることを知っても態度を変えなかった彼を信用して、ハルカは彼と行動を共にするようになる。一方、悪魔を駆る役目を担う「狩人」の青年ルギは、教会に疑問を抱き始めていた。ハルカとユキジは、楽園の在り処を知るが、「狩人」たちに追い詰められて……。

あらすじ自体はかなりライトな感じがしますが、立場の違う人たちの葛藤に面白さを感じるのでそこに期待して読んでみました

感想は中々といった感じです
個人的にはもうちょっと一人一人掘り下げていたらより面白かったかな

しかしどうしようもならない世界への鬱々とした感情を他の弱者に向けることで平和を保つ
というのは実際でもありえることだろうなぁと思いました

そこらへんは戦争を平和のためにショーにし、人為的に行っているという
森博嗣さんのスカイ・クロラを思い出しました

自分よりひどい目にあってる人がいると思うことって人にとっては大事なんだろな

鏡姉妹の飛ぶ教室 佐藤友哉
2010年 05月 22日 (土) 20:27 | 編集
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誰もが三百六十五日分の一日で終わる予定でいた六月六日。鏡家の三女、鏡佐奈は突然の大地震に遭遇する。液状化した大地に呑み込まれていく校舎を彩る闇の色は、生き残った生徒たちの心を狂気一色に染め上げてゆく―。衝撃の問題作、『クリスマス・テロル』から三年の沈黙を破り、佐藤友哉が満を持して放つ戦慄の「鏡家サーガ」例外編。あの九〇年代以降の「失われた」青春のすべてがここにある。

私「鏡家サーガ」全く読んだことないんですよね
例外編だというのにホント申し訳ない・・・

言葉遊びとか大好きなのでこの話も好きでしたね
しかし本気の本気何々については本の中の話としてはふつうに読んだけど
実際になにか感じるってことは全くありませんでしたね

で、この本のラストまであともうちょい!
ってとこで寝るか寝ないかの時刻になっちゃったんですよ
で、私佐藤友哉さんの本は初めてだったんですよ
なので佐藤さん節を知らなかったために

読み進めてラスト
ちょっと後悔しましたね
中々寝付けなかったとです
そーくるかー・・・みたいなね

これが佐藤さんの本を他にも色々読んでる人なら違うんだろうけど
なんの心の準備もクッションもなく読むとうわぉぉう
そんな感じです
まぁ私個人の変な不安に襲われると眠れない度も左右してるんでしょうが

なんの予備知識もなしに挑んだからなー
図書館でたまたま見かけて魅せられて、そんな出会いだったもので


推定少女 桜庭一樹
2010年 04月 24日 (土) 14:25 | 編集
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とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが…直木賞作家のブレイク前夜に書かれた、清冽でファニーな成長小説。幻の未公開エンディング2本を同時収録。

これはSFの皮を被った少女小説

物語はどんどん現実離れしてSFの世界に突入していく
でも登場人物の現実味はちっとも色褪せない
むしろ色濃くなっていくほど

誰もが一度ちらりとでも感じたような感情がこの本には詰まってる
私はつい最近までこの主人公のいたような現状にいたわけだけど
自分を投影するというより
自分の周りの人たちを見た気がする
あの時あの子達はこんな感情を抱えてたんだろうなって

自分も同じ年代であるのに残念ながらとても共感して入り込むということは無かった
これは個人的な性格の問題だと思うけど
ただ物語の雰囲気自体には少し前のことだというのにとても懐かしさを覚えた

そしてこの本について語るにおいて外せないのは
3つのエンディングだと思う
もちろん1が作者の最も始めの終わりなわけだけど
3つあって終わるそんな感じがするのも確か

3のすとんと終わる感じも安心できていいけど
1の不安定な消えるような感じも描かれた人物たちを体言しているようでいいと思う

大人になってからまた読んでみたい
きっとかなり感じ方が変わると思う


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